学校には無理に行かなくてもいいのです

学校には、無理に行かなくてもいいのです

子どもには「学校に行く」「行かない」の2つの選択肢が与えられていて、それを自由に選ぶ権利があります。

昭和・平成の時代は、「みんなが通っているから」「親が心配するから」「近所の目が気になるから」などの理由で、苦しいけれど学校へ通っていた子どもたちがいました。そんな状態では、勉強も手につかないでしょうし、自分の長所を発揮するどころか潰されてしまったケースもあるでしょう。毎日を「傷つかないように過ごす」ことしか考えられない人もいたでしょう。そんな彼らにとって、学校という場所はとても苦しい場所だったに違いありません。

けれども、この数十年で、子供を取り巻く環境はかつて無いほど大きく変化しました。

パソコン・インターネット・スマホ・SNSなどの普及によって、現在の子どもたちは、家に一人でいても退屈することはありません。知りたい情報はいくらでも手に入ります。勉強しようと思えば、YouTubeやインターネットでどんな科目も勉強できるのです。SNSを利用すれば、海外の人との交流も簡単に出来ます。

学校に行くよりも、家にいることが楽しいと感じる子どもは少なくないでしょう。更にコロナ禍でリモート授業も取り入れられ、益々学校という場所へ敢えて通う必要性を感じなくなった子どもが増えました。

もし、家庭にインターネットやスマホがなければ、かつての子どもたちのように我慢して学校に行ったかも知れませんが、今更時代の流れを戻すことはできません。そう考えると、今後も「学校に通わない」という選択をする子どもは増えていくはずです。

学校にいかないからといって苦しむ必要は全くありません

数年前の子どもたちは、学校に通えなくなって「焦り」や「失望感」、自分の気持ちと体のバランスを取ることも難しい状態になっていました。

「もうどうにでもなれ!」と自暴自棄になる時もあれば、「このままではいけない」と真剣に悩む時もあります。

「お父さん・お母さんを悲しませたくない」という健気な気持ちも持っていて、それが出来ない自分を責めて苦しんだりしていました。

でも、大丈夫です。無理に学校に行かなくても良い時代になったからです。これからの時代は他の子どもと同じ行動をとる必要は益々なくなっていくからです。

もちろん、ある日突然学校に通いはじめる子もいますし、なかなか通えない子もいます。大人だって病気で一週間も会社を休めば、出勤するのが嫌になってしまいます。ですから、一ヶ月・二か月と学校を休んだ子どもが、学校へ戻るというのは大変な勇気が必要ですし、大きなプレッシャーがかかります。

結局、学校に通いたいと思うようになったら通う、ならなければ通わないと、シンプルに考えればいいだけです。

本HPは不登校に特化しています。チアフルでは、受験・授業の補講を目的とした家庭教師も行っています。

セレクティッドの未来は明るい

親が子どもに通学して欲しいと思うのは、イキイキと生活している姿を見たいと望んでいるからでしょう。何故なら学校に通っていないお子さんの多くは、どうしても引きこもり気味で、生活リズムも崩れているからです。そんな我が子の進路や将来の姿を悪い方へと想像し、不安になってしまうのです。

しかし、これからは親側が視点を変えることで、セレクティッドの子どもたちの将来に大きな可能性を与えることができます

エジソンやアインシュタインが不登校児童であったことは有名です。特にエジソン家ではお母さんが学校に通わせないという選択を取ったのです。その後のエジソンの功績を考えれば、彼女の選択が正解だったと誰もが思う筈です。

大切なのは、学校へ通うことに拘るのではなく、どうしたら充実した成長期を送れるのかを親が応援することなのです。

2050年、今の子どもたちは30〜40代、日本の中心的な存在になっています。

その時、いったいどんな職業が消え、どんな職業が脚光を浴びているでしょうか?今の時点で、明確に答えられる人はいないでしょう。

また、その時に必要とされる能力や技術はどんなものでしょうか?

少なくとも、今の日本の学校教育では学べないことも多いのではないかと思っています。

そう考えると、セレクティッドの子どもたちの前にはチャンスが転がっています。

学校に通っていたら、時間がなくて学べないことも学べます。色々なことにトライして、本当に自分の得意なこと・やっていて楽しいことをじっくり見つけることもできます。そのことに、親子共に気がつけば、セレクティッドの子どもの未来はチャンスに溢れていくでしょう