学校に行きたくないと思っている子供たちに表れる7つの兆候(その1)
子どもから不登校の兆候を感じ取ったら、どう対処すれば良いのでしょうか?
学校に行きたくないと思っている子供たちには次のような7つの兆候があります。
不登校の兆候とは、例えば
①「朝起きられずに、学校を休みがちになる」
②「体調不良で学校を休みがちになる」
③「家での会話が急に少なくなる」
④「学校の成績が急に下がる」
⑤「部活など学校での話をしなくなる」
⑥「イジメを受けている」
⑦「先生や友達との関係で愚痴をいうようになる」
などです。
今回は①②の場合について考えてみます。まずこの状況は、もう不登校の入口に入ったと言えます。心配でしょうが、感情的にならずにどう対応するかを考えるべきでしょう。学年によっても考え方は異なるでしょうが、我が子をどう導けば良いのかを考えてみて下さい。
「どうしても学校に通わせたいのか?」
「学校には通わなくても良いが、日常生活や勉強はどうするのか?」
「進路はどうするのか?」
これらの方針が決まれば、子どもへの対応もしやすくなります。ただもし決めるのが難しいと感じたなら、プロの家庭教師やカウンセラーに出来るだけ早く相談することをお勧めします。
最も意識してほしいことは「昼夜逆転生活」にならないように注意することです。スマホ、ゲーム、ネットの動画サイトなど夜更かしするのには十分過ぎるツールが揃っています。
子どもは「朝起きられなければ、学校に行かずに済む」と考えるかも知れません。だから、敢えて夜更かしするかも知れません。
昼夜逆転=不登校の長期化を意味しますので、「学校に行く行かないにかかわらず、朝はきちんと起きて、朝食を食べる」というルールを納得させ、守らせましょう。
もちろん学校に通わなくても、色々な進路があります。ただ、学校なしで、しっかり勉強に向かい、体を動かし、心身の成長を妨げないように日常生活を過ごせるかがポイントです。必要であれば、家庭教師など教育のプロに相談することをお勧めします。
その点をご理解いただいた上で、子どもに向き合ってみて下さい。