クラスでいじめが起きているときの子ども達への影響
チアフルでは、進学指導や家庭学習のサポートをする際にいじめで悩んでいる子どもが相談できる存在として、アドバイスをしたり、自信を取り戻すお手伝いをしています。
クラスにいじめられている子がいて、その現場を見る子どもたちはどういう感情になるでしょうか?
もう30年近く前の話ですが、生徒から、「クラスの子がいじめられている姿を見ると自分のことじゃなくてもドキドキして不安になる」と相談を受けました。
同級生がいじめられている場面を日常的に見なければならないとしたら、子どもたちはどのような影響を受けるのでしょうか?
自分には直接関係ないとしても、真面目な子ほど精神的なストレスは大きいのではないかと考えています。
自分自身が直接いじめを受けていないとしても、身近にいじめの現場があるだけで精神的なストレスは大きいのです。
もちろん子どもたちの反応は千差万別です。
・自分には関わりがないと割り切る
・可哀そうだと思う
・助けない自分を責める
・いじめが自分に向かないように振る舞う
・見ていて辛い
などの反応が予想できます。
いじめの加害者生徒にいじめの同意を求められた時、YESと答えれば同罪・NOと答えればいじめの対象となる可能性があります。ですから、教室では出来るだけ無関心というスタンスで過ごそうとします。これだけで、もう大変なストレスと言えるでしょう。
いじめとは、加害者と被害者だけの問題ではなく、同じ空気・同じ場所にいる全ての子どもになんらかの影響を与えるものなのです。
そして、これらのことはは学校だけではなく、会社や一般社会にも共通することでもあります。
いじめに気づいた時、先生や保護者また第三者の大人は看過せず、適切な対応を取ることが必要になります。
チアフルでは、進学指導や勉強だけでなく、悩み事を話せる存在として、家庭での学習をサポートしています。